Revelation 850 30°F Down Ver / ENLIGHTENED EQUIPMENT

Revelation 850 30°F Down Ver / ENLIGHTENED EQUIPMENT
についての記録

初めて購入した寝袋はAURORA light 600DX / NANGAだった。
確かこれを購入した時はキャンプのことしか考えてなく、登山のテント泊は意識してなかった気がする。

下限温度が-11℃、快適温度が-4℃で重量が1100g程度、760FPのダウンを使ったマミー型。
キャンプで使うには充分のスペックで、実際、不満は少なかった。

ただ登山での使用を考慮するとやはり重量が気になってくる。
ウルトラライトハイキングという存在を知ってしまうと尚更。

そしてNANGAがまだまだ使えるのに、Revelation 850 30°F Down Ver / ENLIGHTENED EQUIPMENTを購入した。

商品名Revelation 850 30°F Down Ver
ブランド名ENLIGHTENED EQUIPMENT
重量545g ダウン量365g
温度-1 ℃
当社では、キルトの暖かさを快適評価と下限評価の間で評価しており、ほとんどの方には、最低予想気温より 10 度暖かいキルトを使用することをお勧めします。
素材表地 : 10D Ultralight nylon
中綿 : 850Fill Power Down

購入理由の1番はやはり重量で、カタログスペック約545gという軽さに惹かれた。
オーロラライトの約半分の重量になり、恩恵は大きい。
3シーズン全てカバーできるとは思わないが、衣類やエマージェンシーシートを使って行く場所を選べばそこそこ使えると思う。
同じ服でそれぞれの寝袋に入ってみると、入った瞬間と、時間が経過した後でもNANGAの方が圧倒的に暖かい。

2番目の理由はキルトという点。
個人的にキルトがマミー型、封筒型より勝っていると思うところは…

温度調節が容易
 キルトの種類にもよるが自分が持っている商品は足元を絞るタイプなので、暑ければ開放できる
 広げると1枚の掛け布団の様になる
 寒ければ体にぐるぐると包み込むようにすると風の出入りが無くなる

寝返りがうちやすい
 キルトとマットの位置を変えずに布団と同じ要領で寝返りが可能
 マミー型は寝返りする時、大げさに体を動かさないと顔の前が塞がれる(寝袋の中で体だけが滑る)

私生活で使用しやすい
 上にも書いた通り使用感は掛け布団そのもの
 マミー型は温度調整が難しいのと、頭周りの皮脂汚れが気になる

テント内外でくるまれる
 テント内で胡座をかいて調理か何かする時に肩にかけて使用できる
 くるまったままテント外に出ることも可能

テント内外でくるまれるメリットは正直あってもなくてもいい。
あと超個人的な事ではオナラのニオイを逃がしやすいのも地味に良かった。
今のところ使い勝手の面で悪い部分は思いつかないが、あるとすれば単純に暖かさが足りない時かと思う。

寝袋の生地や化繊ダウンなど細かい比較は抜きにして形だけの話であれば、キルトがその他に劣っているとは思わない。
有名メーカーがキルトを作らないのには何か理由があるのだろうが、いちユーザーからの我儘を言えば選択肢を増やして欲しい。

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