書名 | また、同じ夢を見ていた |
著者 | 住野よる |
発行日 | 2016年2月21日 |
発行元 | 双葉社 |
その他 |
また、同じ夢を見ていた
を読んだ記録。
主人公が小学生なこともあってか、難しい漢字や理解できない言い回しがほとんどない。
なので読みやすく読了に時間がかからない。
幸せとは何なのか。
何度も何度も幸せについて考える。
何故なら主人公が、クラスメイトがの言うような「おやつのこと」「遊びのこと」のようなありきたりの答えに納得していなかったから。
自分は幸せについて、主人公のように真剣に考えてこなかったなと思った。
考えたとしても年齢で変わる、環境で変わる、そもそも一つだけじゃない、などと適当な理由をつけて思考を放棄する。
そしてその分、幸せを逃してきた気がする。
たぶん今も。
しかし、主人公の小柳奈ノ花は本当に一生懸命に考えて考えて、自ら行動したことで幸せになった。
きっとこれから先も幸せになり続ける。
コメント